追想曲 (作曲:亮)

コメント
ピアノソロの自作曲です。
今回は作曲中に楽器を出来るだけ使って、和音に凝りました。
具体的には、所々でテンションコードと呼ばれる9度の和音を使っています。
全体的にメジャーやマイナーといったハッキリした和音を使わないようにしています。

マイナス面、課題としては、Bメロの8分音符〜サビの16分音符の流れが強引すぎるということでしょうか。
8分のアルペジオだけでは少しのっぺりした印象を受けるし、3連符は逆に躍動感がありすぎる、と消去法で決まったようなものなのです。

曲名の“追想”は曲を書き終えた段階でつけたのですが、全体を通しての雰囲気として「懐かしい」感じが出ているかな、と思ったゆえのタイトルです。
言葉では表現し辛いのですが、「寂しいけれど嬉しい」とか「楽しいけれど悲しい」というような微妙な雰囲気を和音で表わせたかな、と思います。
ただ、この曲では単に過去を振り返るだけでなく、今と、これからを見据えたイメージを持って書きました。
序盤は過去、中盤で少し今が入ってきて、終盤にかけてこれからを音にしたつもりです。
この曲を聴いた方に、何かしら思うところがあったとすれば嬉しい限りです。
ファイル
MP3


著作権情報
著作権は、作曲者である私、亮に帰属しています。
戻る